「家族介護」が当たり前と思ってました！

プロフィール

氏名

和佐誠一さん

年齢

40代（男性）

障がい種別

身体障がい

身体障害者手帳

1級

障がい程度区分

6

家族構成

同居

サービス利用拠点

ニチイケアセンター 都城

サービス利用頻度

週7回

利用サービス（重度訪問介護サービス）

身体介護（着替え） 身体介護（足浴） 身体介護（移乗介助） 見守り　家事援助（掃除） 家事援助（洗濯）

※重度訪問介護とは・・・常に介護を必要とする方に、長時間、身体介護・家事援助などを複合的に行うサービス

誠一さんのお人柄

家にはいつも笑い声が絶えず、スタッフへも感謝の言葉も述べてくださるような、誰に対してもやさしく、温厚な方。趣味で絵や手紙を書かれています。

誠一さんの週間スケジュール

障がい福祉サービス（ホームヘルプ）を利用しようと思った経緯

私たちは、ずっと家族で息子の介護してきましたが、平成22年頃から、私の腰が悪くなり始め、身体的負担が大きくなってきました。
そのことを役所の障がい係の方に相談し、ホームヘルプサービスを紹介していただきました。サービス利用当初は朝のみ、ヘルパーさんに整容など、息子の身の回りの掃除などをしていただいていましたが、家族の高齢化や私の腰痛の悪化に伴って、ヘルパーさんに来てもらう時間を増やしてもらおうと平成23年5月からニチイのホームヘルプも利用するようになりました。

ホームヘルプを利用して、良かったと思うこと

サービスを利用する前は、2階に行くにも、庭に出るにも、どこに行くにも息子が心配でした。お風呂に入っている間でも、自分を呼んでいるのではないかと思って短い入浴しか出来ず、気が休まりませんでした。
今ではサービス利用の時間帯が決まっているため、ヘルパーさんに来ていただいている間に、ゆっくりと入浴剤を入れたお風呂を楽しんだり、買い物に安心して出かけることが出来るようになりとても助かっています。
また、サービス時間外に緊急で息子の介護をご依頼したことがあったのですが、ヘルパーさんは快く駆けつけてくださり、申し訳なく思っていた私たちに対し「解決してよかったですね」とやさしく声をかけてくださいました。ヘルパーさんは私たちに時間的な余裕だけでなく、心の余裕や安心感を与えてくれています。

一言では言いあらわせない程ヘルパーさんには力になってもらっています。母の腰痛はとても心配でしたので、今はとても安心です。また、ニチイのホームヘルプを利用するようになってからは、足浴をしてもらえるようになり、寝つきが良くなって、とても助かりました。

ホームヘルプの利用前と利用後に感じたこと・変わったこと

私たちの若い頃は、家族介護が当たり前であったため、家族で力を合わせて息子の介護をしてきましたが、年齢を重ねるとともに、身体的負担も大きくなり、先々の息子の介護に不安を抱えていました。そのため、初めてヘルパーさんが訪問してくれたときは、ほっとした気持ちになりました。また、サービスを利用することによって、身体的負担の軽減はもちろんのこと、時間的余裕ができ、心にもゆとりが持てるようになりました。
また、どのヘルパーさんが来ても、きちんと仕事をしてくださり、楽しい時間を過ごすことができているため、息子も私たちも、ヘルパーさんが来てくれることをいつも心待ちにしています。

ヘルパーさんが来るようになってからは、僕も家族も笑顔が増えたと思います。だから、僕はいつもヘルパーさんが来るのを楽しみに待っています。