家族3人で過ごす「当たり前」の生活(60代男性)

プロフィール

氏名

吉田実さん

年齢

60代（男性）

障がい種別

身体障がい

身体障害者手帳

1級

障がい程度区分

6

家族構成

同居

サービス利用拠点

ニチイケアセンター 緑ヶ丘

サービス利用頻度

週1回

利用サービス

身体介護（食事介助） 身体介護（手浴） 身体介護（移乗介助） 家事援助（調理） 家事援助（掃除） 家事援助（買物）

実さんのお人柄

穏やかな性格で、テレビを見るのが好きな実さん。ヘルパーの声掛けには、いつも笑顔で答えてくださいます。お母様は、冗談を言って実さんを笑顔にしたり、80歳を過ぎてもとても元気で明るく、ヘルパーがお母様からパワーをもらうこともあります。

実さんの週間スケジュール

障がい福祉サービス（ホームヘルプ）を利用しようと思った経緯

以前は息子が通院している病院の訪問看護のサービスを利用していました。その訪問看護のスタッフの方から、障がい者の方が通うデイサービス（生活介護）が自宅の近くにあることを教えてもらったので、平成13年より週2回の利用を始めました。その後、私が手を骨折してしまい、息子の介護をするのに困っていた時、デイサービスに併設している居宅介護支援事業所のケアマネジャーの方から、障がい者向けのホームヘルプサービスを教えてもらいました。ヘルパーさんが自宅に来て、身体介護や食事介助、調理などを行ってもらえると知り、ニチイの障がい福祉サービスを利用するようになりました。

ニチイは介護保険のサービス提供事業所として、以前から月末月初の定期報告に加え、変化があればその都度すぐに状況報告を行ってくれるので、担当している利用者様の様子がよくわかります。そのため、ケアプランの見直しや関係機関との連絡・調整がしやすく、信頼の置ける事業所のひとつになっているため、今回、ニチイの障がい福祉サービスを紹介しました。

ホームヘルプを利用して、良かったと思うこと

サービスを利用する前は、息子を自宅に1人残して外出する時はとても不安でした。しかし、デイサービスと併せてホームヘルプサービスを利用することで、息子を1人にすることなく出かけることができるようになり、趣味にかける時間も作れるようになりました。
また、私が手を骨折した時、息子を施設へ入所させることも考えましたが、私に代わって、息子のための調理や掃除、息子の介助をヘルパーさんが行ってくれたことで自宅での生活を続けることができました。 今も、主人と息子の3人で自宅で一緒に生活しており、サービスを利用して良かったと思います。

ホームヘルプの利用前と利用後に感じたこと・変わったこと

サービスを利用し変わったことは、趣味のお花作りを行えたり、買物や温泉に気兼ねなく出かけることができるようになったことです。最近では、主人と一緒にパークゴルフに行く時間も作れるようになりました。 また、息子はヘルパーさんなどいろいろな方との関わりを持つことで、他者と積極的に交流するようになりました。息子の表情は柔らかくなり、笑顔も多く見られるようになったので、息子の笑った顔を見るのが好きな私にとっても、とても嬉しく思います。
今後は、もう少しホームヘルプの時間を増やして、私が息子の介助にかけていた時間をヘルパーさんにお願いしようと思っています。そして、余裕のできた時間で息子の好きなおだんごを作るなどして、息子の喜ぶ顔をもっと多く見られるようにしたいと思います。