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介護につきもの? ニオイのトラブルの対処法

2016年06月03日

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介護につきもの? ニオイのトラブルの対処法

介護をしたことがある人なら誰でも経験し、介護の現場で起こりがちな問題に、ニオイのトラブルがあります。要介護者は、毎日お風呂に入ることができなかったり、簡易トイレが部屋の中にあったりするので、ニオイの問題はどうしても避けられないようです。今回は、介護の現場で起きるニオイの原因、ニオイのトラブルの対処法をご紹介します。

介護の気になるニオイはなぜ発生するの?

介護の現場で発生するニオイは、大きく分けて2つあります。1つめは、ベッドや衣類に染み付いてしまった汗のニオイ。2つめは、使用済みオムツや簡易トイレが原因の排泄物のニオイです。

ニオイの原因は、雑菌です。雑菌が繁殖するときに、ニオイの分子を出しているのです。そして、増えれば増えるほど、 ニオイもきつくなってしまいます。介護を必要とする人は、多くの場合、まめにお風呂に入ることができません。さらに、ベッドは人が横になっている時間が長いので、高温多湿になり、雑菌が繁殖しやすい環境にあります。

また、排泄物も菌が繁殖することがニオイの原因です。使用済み紙おむつは新聞紙などに包んでフタ付きのゴミ箱に入れたとしても2~3日常温で保管(一般的なゴミ回収は週2日)すると、菌が繁殖してしまい、ニオイを防ぎきることはとても難しいことです。

ニオイのもたらす影響

ニオイの問題は、介護する側の問題と思われがちですが、介護される側、要介護者にとっても心理的負担になることがあります。介護される人の中には、介護自体をありがたいと思うと同時に、身の回りの世話をしてもらい、介護者に申し訳ないと思っている方もいらっしゃいます。その上で、自分のニオイが迷惑ではないか、と気にするあまり排泄行為がうまくいかなくなる、消極的になるなどのケースがあり、その結果寝たきりになってしまうこともあります。

ニオイの問題は、介護する側、介護される側の両方が口に出しにくいこととはいえ、しっかりと向き合っていく必要があるでしょう。

ニオイ対策のポイント

ニオイを抑える対策をご紹介しますので、是非お試しください。

●シーツ類やパジャマもこまめに洗濯
 シーツ交換の目安は2日に1回。難しい場合は、大判のバスタオルを敷くなど対策を。洗剤は消臭効果のあるものを使用してみてください。パジャマは毎日の洗濯がお勧めです。

●ポータブルトイレや尿瓶は使用後清潔に
 排泄後10分程度は換気するように心掛けてください。座面や取っ手はこまめに拭いて清潔に。

●こまめなおむつ交換で清潔に
 排泄後はなるべく早く交換。インナーのパッドだけを交換することで手間やおむつ代を軽減。排泄後は、簡易シャワーボトルで洗浄がおすすめ。

●入浴が難しいときは
 ベッド上で洗面器を使っての手浴・足浴や蒸しタオル使った全身清拭が効果的です。

●便利グッズを上手に活用
 最近では、ニオイ対策のために、様々な便利アイテムが発売されています。たとえば、寝具や空間に使う除菌・消臭スプレーやトイレ掃除専用シート、全身清拭用に使い捨てからだふきタオルの活用はいかがでしょうか。

また、使用済紙おむつには、冷却機能とプラズマクラスターユニットを搭載したプラズマクラスター脱臭ボックス(シャープ・ニチイ開発協力)があります。菌の増殖を抑制し、ニオイ分子を分解・脱臭することでニオイを元から断ちます。プラズマクラスター脱臭ボックスを実際に使用している方からは、「ニオイが気にならなくなったおかげで、ストレスが解消できました。気持ちに余裕ができたので、子供や孫、近所の友達にも優しく接することができるようになりました」という感想をいただいています。

介護をする側介護をされる側両方のストレス、心理的負担を緩和するのに、一役買うかもしれません。

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