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アクティビティから見る有料老人ホームの選び方

2021年03月18日

  • 介護の仕事
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  • 認知症
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高齢社会が進行し介護のニーズが多様化するなかで、有料老人ホームが提供するサービスは従来よりも多岐にわたっています。入居を検討しながらも、どの有料老人ホームが自分に合っているのか、判断に困っている方もいることでしょう。そこで今回は、サービスのひとつである“アクティビティ”に焦点を当てて、有料老人ホームの選び方をご紹介します。

アクティビティがもたらす認知症への効果

認知症とは、様々な原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりしたために生活するうえで支障が出ている状態のことを指します。65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は2020年時点で推計17.2%、約602万人に上ることが厚生労働省研究班の調査で明らかになっています。65歳以上、6人に1人が認知症とその予備軍であるとなっており、高齢者一人ひとりが抱える身近な課題だと言えます。

この認知症に対し、有効な予防策だとされるのが、ほかでもないアクティビティです。ひと口にアクティビティといってもさまざまですが、なかでも外出やレクリエーションは定期的な運動を促し、人との交流を生み出すので、脳が活発に働いて脳機能の低下を防ぐ効果があるとされます。

そして数年前より、この有用性に注目したいくつかの有料老人ホームは、アクティビティを積極的に取り入れるようになっています。健康で楽しい生活を送るためにも、そういった有料老人ホームをひとつの選択肢として考えてみると良いかもしれません。

アクティビティでどのような活動をしている?

身近な地域を楽しむ外出
身近な地域の中で有料老人ホームに入居する高齢者から外出先の希望を募り外出するアクティビティです。自由度が大変高く、企画を考えることで人との密な交流に期待ができます。外出の際はスタッフが同行するために、安全に関して心配する必要はありません。

サークルの立ち上げ
有料老人ホームが企画するレクリエーションとは異なり、入居者の趣味・嗜好に合わせたサークルを自分たちで立ち上げ、それに伴った活動をおこなうアクティビティです。手芸・書道・囲碁・将棋・カラオケ・ゲートボールなどさまざまありますので、同志を募れば日々の生活を存分に楽しむことができるでしょう。

四季折々のイベント
お正月・花見・敬老会・クリスマスをはじめとした季節に合わせたイベントから、音楽コンサート・作品展覧会などの体験型イベントを開催し、ご家族とも交流頂けるよう工夫している有料老人ホームもあります。

充実した生活を送るための準備をする

有料老人ホームが提供するサービスや施設は多種多様です。そのなかから入居先をひとつ選ぶためには、情報収集を通して候補を絞り込んだうえで積極的に見学に行くことをおすすめします。

自分の趣味や関心に合ったサービスを提供するホームでも、見学に行くとイメージしていた雰囲気と違っていた、ということも珍しくありません。きちんと自分の目で見てもっとも適したホームを選ぶことが、入居後の生活を充実させるポイントとなります。まずは見学からはじめてみてはいかがでしょうか。

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