ニチイの介護サイト

メニュー

「排泄ケア」について考える

2016年11月30日

  • 家族の介護
  • ニチイの吸水ケア用品
  • ニチイの紙おむつ
「排泄ケア」について考える

「排泄」は人が生きていく上で欠かせない、毎日、何度も繰り返し行われる行為です。
この当たり前の行為である「排泄」が加齢などの理由により、うまく行えなくなった時、「排泄ケア」が必要となりますが、この自然に行われる「排泄行為」だからこそ、「排泄ケア」は非常に難しいケアであると言われます。介護する側とされる側のお互いが快適に過ごすためには、どのような排泄ケアが必要なのでしょうか。

生きていく上で欠かせない「排泄」

 トイレでの排泄を自立して行うためには、まずトイレに行きたいと感じる便意・尿意が表れ、そしてトイレに行くために立ち上がり、「トイレ」まで移動します。そして衣服を脱ぎ、便座への立ち座りの動作をします。こうした一連の動作に、一つでも不安なところがあるとトイレでの排泄が難しくなります。 また、基本的に「排泄」は自分ひとりで行うものです。
 そのため、排泄行為を自分以外の人に委ねる(排泄ケアを受ける)ことになっても、「人に見られたく無い」「他人に迷惑を掛けたくない」「今までのようにトイレで排泄したい」という思いや、失敗したくないという不安や恥ずかしさなど、様々な思いが表れます。
 「排泄ケア」は生きていく上で欠かせない行為に対するケアであると同時に、本人の自尊心を強く傷つける可能性もある非常に難しいケアでもあるのです。

 介護する側にとっても、排泄ケアはストレスが生じやすい介護の一つです。トイレの付き添い介助、紙おむつの交換から、失敗等による掃除・洗濯・衣類交換と負担も多く、また臭いの問題もあります。さらに、親や配偶者が自分でトイレで排泄できなくなったことへのショックは、本人だけでなく介護する家族にも及びます。そのため、家族の介護負担についても十分に考えることが大切です。

 このように「排泄ケア」は、技術的なことだけでなく、介護をする側、介護をされる側、双方の心理的観点も考慮することが重要となり、お互いに気持ち良く生活ができるように最適な「排泄ケア」の方法を選ぶことが大切です。

その方にあった「排泄ケア」を

 「排泄ケア」と聞いて「紙おむつ」をイメージされる方、また「紙おむつ」と聞くと「寝たきり」を考える方が多いのではないでしょうか。

 しかし、紙おむつ一つとっても、寝たまま交換するタイプや下着と同じ形の紙パンツ、吸収量によって大きさや形が違う尿取りパッドといったアイテムが豊富にあり、活用方法も多種多様です。

 例えば、トイレへの移動に時間がかかるため、間に合わずに失敗してしまうことがある方であれば、紙パンツを使用してトイレまで移動して排泄するといった方法があります。
 更に、紙パンツと尿取りパッドを併用して使用すれば、汚れた「尿取りパッド」だけを交換でき、経済的で衛生的に使用が可能です。もちろん尿取りパッドは手軽に交換できるのでご自身で行うこともできます。
 また、ふとした拍子に小量の尿が漏れてしまうといった不安がある方には、紙おむつではなく、下着に装着して使用する尿モレ専用商品もあります。
 このように、紙おむつは寝たきりの方だけが使うものではなく、自立した生活をサポートするアイテムでもあるのです。

 様々な排泄用品の一つである「紙おむつ」でも色々な使用方法があるように、排泄ケアは身体状況や生活環境、介護状況およびニーズなどに合わせて、適切な方法やアイテムの活用を考えることが重要となります。

最適な「排泄ケア」のために まずはプロに相談

 その方に合った排泄ケアが重要であることは分かりましたが、様々な排泄ケア方法やどんな排泄用品が最適なのかを選ぶことは難しいですね。
 特に、紙おむつはドラックストアなどで販売されていますが、種類が多すぎて一体何を買ったら良いのか分からないといった声をよく耳にします。

 そこで頼りにしたいのがケアマネジャーや介護ヘルパーさん達です。生活での不安なことや身体状況、家族の介護力などから、どのような排泄ケアをしたら良いのかを最適な排泄ケア用品においても、専門的な知識の下、アドバイスしてくれます。
 もちろん、正しい使用方法も。紙おむつは単に体に当てれば良い訳ではありません。横モレしないように、使用者が苦しくないように、といった様々な視点から使用方法をレクチャーしてくれます。

 ニチイ学館では長年にわたり介護サービスを提供し、介護の基本とも言える排泄ケアに真剣に取り組んできました。その経験から、多くのお客様や介護スタッフの声を活かしたプライベートブランドの紙おむつや尿モレ専用商品を取り揃えています。排泄ケアを受ける方の気持ちに寄り添い、最適な排泄ケアのアドバイスを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

介護に関するご相談はこちら
お電話でのお問い合わせ
0120605025 0120605025 (年中無休 24時間)

※お掛け間違いのないようご注意ください。

WEBでのお問い合わせ
お問い合わせ
ページトップ