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住み慣れた地域で暮らしを支える、小規模多機能型居宅介護サービスの魅力

2021年06月01日

  • 家族の介護
  • 小規模多機能型居宅介護施設
住み慣れた地域で暮らしを支える、小規模多機能型居宅介護サービスの魅力

小規模多機能型居宅介護をご存知でしょうか?
利用者の状況に合わせ、さまざまな介護サービス(通い・訪問・宿泊)を組み合わせて利用することのできる小規模多機能型居宅介護は、認知症介護にも適しています。
今回は、小規模多機能型居宅介護サービスの魅力をご紹介します。

小規模多機能型居宅介護サービスとは?

 介護保険の小規模多機能型居宅介護は、1980年代半ばより地域の戸建て住宅などを活用して認知症高齢者等に対して通い・訪問・宿泊などのサービスを提供していた「宅老所」がモデルのサービスです。その宅老所が実施してきた地域コミュニティーの中でのケアが政府に認められ、2006年より「住み慣れた地域で、通い・訪問・宿泊サービスを組み合わせて24時間365日利用者の暮らしを支えるもの」として制度化されました。

 さらに2012年には、より医療的なケアにも対応するため、訪問看護サービスも同じ事業所のスタッフが対応する「複合型サービス」(現:看護小規模多機能型居宅介護)も創設されました。
 小規模多機能型居宅介護や看護小規模多機能型居宅介護は、施設介護から在宅介護に介護施策の基点が移っているなか、在宅ケアの多様なニーズに対応できるサービス形態として期待されています。

 また、現在政府は、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供され、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるよう高齢者の生活を支えていく「地域包括ケアシステム」を提唱しています。この小規模多機能型居宅介護や看護小規模多機能型居宅介護は、地域包括ケアシステムのなかでも中心となる事業として期待されています。

日常生活の延長にあるケアだから、安心して自宅での生活を続けられる

 小規模多機能型居宅介護ではデイサービスのように、施設へ通って介護や生活支援を受けられます。ただし、この「通い」サービスはデイサービスのように決まった時間、決まった内容ではなく、利用する方の状況や状態に合わせて時間帯やサービス内容を変更できます。また、通いを利用していない日や時間帯には、必要に応じて同じ事業所のスタッフが「訪問」して自宅での生活を支えます。そして、短期間の「宿泊」も同じ事業所で対応しています。このように、ひとつの事業所でなじみのスタッフにより「通い」「訪問」「宿泊」の組み合わせでサービスが提供されることは、周りの環境や人間関係の変化に敏感な認知症の方にとって、大きな安心へとつながります。

 もちろん、他の在宅介護サービスと同じように、ケアプランはあらかじめ相談しておきます。小規模多機能型居宅介護を利用するときには、事業所内のケアマネジャーがケアプランを作成するため、利用者の状態に合わせて「通い」「訪問」「宿泊」を柔軟に組み合わせ、緊急対応も想定して作成されます。
 事前に、ケアプランが決まっているとはいえ、認知症であったり、医療的なケアを受けている高齢者のなかには、心身の状態が不安定な人もいます。とくに認知症の方は、日々の様子に合わせて介護の内容を変更したり、生活環境を整えることが必要な場合があります。
 そのとき小規模多機能型居宅介護は、同じ事業所で「通い」「訪問」「宿泊」を提供しているので臨機応変な対応が可能です。
 たとえば、18時までの通いの予定がご家族のお仕事の都合により20時までに変更し夕食も事業所で食べたり、昼食後の服薬確認で訪問をしたときにお食事が終わっていなかったら他の方の後にもう一度訪問したりと、状態に合わせて柔軟に切り替えることもあります。

小規模多機能型居宅介護は家庭そのもの

 小規模多機能型居宅介護は利用登録の定員が29名、日々の通いの定員が15名~18名という小さい規模の事業所なので通常のデイサービスと比較して、とても家庭的な雰囲気です。

 ここで、小規模多機能型居宅介護の利用一例をご紹介します。

 「通い」の日は事業所のスタッフが送迎車で迎えに来てくれます。そのとき必要であればお出かけの準備や身支度を「訪問サービス」として手伝ってくれます。

 事業所に到着したら、自宅と同じように自分のペースで過ごすことができます。もちろん、簡単な体操やレクリエーションを一緒にする時間もありますが、その日の気分や体調で不参加だったり見学でもかまいません。スタッフの介助や見守りで入浴をしたり、天気が良ければ近所の公園までスタッフと一緒にお散歩することもあります。
 日中、食事はもちろんですが、顔なじみのスタッフや利用者と一緒に、食事の準備や配膳、後片付け、洗濯物の片付けなど生活するための家事を行うことで、生活リハビリとなっています。
 そして、当日「通い」のみの方は夕方スタッフと共に帰宅し、継続して「宿泊」を利用する方はそのまま夕食を食べ、事業所に宿泊となります。なかには、「宿泊」のみの利用で夕方や夕食後から利用する場合もあります。
 「通い」のない日はスタッフが訪問して生活の様子を確認したり、必要なときは介護や生活支援を行います。

 このように、24時間365日利用者の状況や状態に合わせて、自宅での生活を続けていくうえで必要なサービスを利用できることが小規模多機能型居宅介護の魅力です。
 住み慣れた地域で、生活を続けていくためには事業所でのサービスだけではなくご家族や近隣住民で利用者を支えていくことも重要です。そのため、普段介護をしている家族の休息(レスパイト)として宿泊サービスを行うこともあり、介護をしているご家族にとっても大きな安心につながります。

 高齢者が自立した生活を継続するためには、事業所、ご家族や介護者、地域全体で支えていくことが重要です。

 ニチイでは、全国58ヶ所で小規模多機能型居宅介護と看護小規模多機能型居宅介護を展開していますので、お気軽にお問合せください。

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