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11月11日は「介護の日」。介護について改めて知り、考えてみましょう。

2016年10月31日

  • 健康と生活
  • 介護のイベント
11月11日は「介護の日」。介護について改めて知り、考えてみましょう。

 みなさんは、「介護の日」という日があるのをご存知でしょうか?
 国民に介護の啓発を実施するため、厚生労働省が「介護の日」のキャッチコピー「いい日、いい日、毎日あったか介護ありがとう」の、「いい日、いい日」にかけて、11月11日を「介護の日』と定めました。 この「介護の日」には、介護への理解や認識を深める取り組みが各地で行われています。
 今回は、「介護の日」とさまざまな取り組みについてご紹介していきます。

介護の日

 私たちの暮らしの中で介護はとても身近になってきました。
自分たち家族や友人、親戚、同僚などにも介護経験者や今現在介護している、という人もいることでしょう。

 それほど一般的になった介護ですが、私たちの介護に関する知識や情報はそれほど多くはありません。

 いざ自分が介護する立場になったとき、また自分が介護を必要とした時のことを考えてみてください。
 心身のこと、保険制度のこと、介護サービスのこと、お金のこと、仕事のこと。
 どのくらいみなさんはスムーズに介護ができるでしょうか。仕事の調整、サービスの利用ができるでしょうか。

 そこで厚生労働省は、介護について幅広い層に理解と認識を深めてもらうために11月11日を「介護の日」に制定しました。

全国各地で「介護の日」に関する様々なイベントが開催されます

 介護の日に合わせて、全国で介護サービスを紹介するイベントが開催されます。昨年度は介護フォーラムや体験会、作文・フォトコンテストなど約700件ものイベントが行われ、本年度も各地で開催される予定です。

 たとえば横浜市では11月2日(水) に「介護の日&よこはま健康スタイル」フォーラムを新都市ホールにて開催します。「ロコモ予防講演会」や在宅ターミナルケアに取り組んでいる在宅療養支援診療所による「在宅緩和ケア講演会」などが開催されます。

 奈良県では11月5日(土)に「なら介護の日2016」をなら100年会館で行います。当日は映画『毎日がアルツハイマー2 ~関口監督、イギリスへ行く編』の上映と関口祐加監督の記念講演が予定されています。会場では専門家による介護無料相談も受けられます。

 ニチイ学館においても2009年より毎年、「介護の日」に合わせてイベントを開催しています。
 今年も10月末より小・中・高等学校で子どもたちに高齢者疑似体験などを通して介護を身近に感じてもらう「介護体験教室」を実施するほか、介護の基本的知識を学んだり、介護技術のワンポイントレッスンが受けられる「介護体験セミナー」(参加無料)を全国約60ヵ所で開催する予定です。

現在、国民の4人にひとりが65歳以上の日本。多くの人が「高齢者」や「介護」に関わる可能性があります。

 日本はいま、国民の25%である3,277万人が65歳以上の高齢者という「超高齢社会」です。
 家族に高齢者がいないという人であっても、通学や通勤で使う交通機関や、仕事やアルバイト先、公共施設など日常生活の中で高齢者と関わる可能性が高いといえます。
 また、元気な高齢者でもケガでの入院をきっかけに突然介護が始まるケース、病気や事故などで若くして介護が必要となるケースもあります。
 そのように考えると、介護はとても身近な生活の一部となっており、前もって高齢者のこと、介護のことを知っておくことは大切なことなのです。

 家族や自分が要介護状態になったら仕事はどうするのか。どこでどのような生活をしたいのか。
 認知症になったとき、心身はどのような状態で周囲はどのように接したら良いのか。
 生活の手助けが必要になったらどのような介護や福祉のサービスがあるのか。

 介護を自分の生活の一部として考え、備えておくことは、介護生活の行き詰まりによるいわゆる「介護離職」の予防につながりますし、実際に介護が始まったときも先の見通しができるので、不安の軽減につながります。

 毎年の健康診断で自分の身体のことを考えるように、11月11日の「介護の日」は、介護について学んだり、家族で話し合うなど、「将来に備える日」にしてみてはいかがでしょうか。

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